イギリスに来たばかりのときは、
毎日が新鮮な驚きの連続でした。
中でも印象深かったこと、
あんまり日本で知られていないことを
ピックアップしてみました。
薬がめちゃめちゃ安いこと
イギリスでは、スーパーマーケットでも薬が買えるのですが、それがびっくりするほど安いです。
特に、ASDAとかALDIなどの安いスーパーでは、薬も安くなっています。
2.5円ですよ、奥さん!
ありがたいよね
ASDAとかALDIの、薬の値段
・頭痛薬 16錠入り1箱… 29ペンス(約40円)
・風邪薬 16錠入り1箱… 60ペンス(約82円)
・花粉症の薬 14錠入り1箱… 79ペンス(約108円)
※1ポンド=137円で換算
(↑それでも安い)
大きなスーパーや薬局だと、自社ブランドの薬も出していて、たいていそれが最安値です。
成分はメーカー品と変わらないので、自社ブランド品が安くておすすめです。
洗濯機の温度設定ができること
ヨーロッパやアメリカの洗濯機は、水の温度が変えられます。
つまり、30度のぬるま湯で洗うとか60度の熱めのお湯で洗うとか、そういう設定ができます。
※あんまり高温だと洗濯機が壊れやすいそうで、60度以上は使ってません。
衣類タグの「洗い桶」や「洗濯機」みたいなマークの中に数字が書かれていますが、
あれは、洗濯機で温度設定するための数字だったんですね。
「洗濯機の設定を
30度までにしてね」
と意味なんだって
電車の切符の値段が変わること
日本では、特急とか新幹線とか、スピードによって切符の値段が変わりますが、
イギリスの長距離電車は、乗る時間帯とか、購入時期によって変わります。
乗る時間帯がラッシュアワーだと高かったりします。
(でも、それが明確に「何時から何時まで」と決まってません)
日本の早割みたいな感じで、Advanceという安いチケットもあります。
(でも、それが「乗車の何日前なら、いくら」と決まってません)
例えば、ロンドンからマンチェスターまで片道だけ乗るとして、
早朝だと、180ポンド(24,660円)
日中なら、40ポンド(5,480円)
なんていうことがあります。
そのほかの時間帯に、100ポンドや60ポンドのチケットが混ざってたりします。
予約もできるし、座席数は限られるので、
当然ながら、安い便から順に売り切れていきます。
1ヶ月前なら40ポンドの便があったけど、当日だと100ポンドのしか残ってない、
なんてことがよくあります。
だから、長距離の切符を乗車直前に買うと
びっくりするほど高くなることがあるので要注意です。
2〜3ヶ月くらい前に買うのがベストなんだって
食器洗剤をゆすがないこと
イギリスの昔からの食器の洗い方は
こんな感じです。
①シンクに食器用洗剤をたらし、勢いよくぬるま湯を注ぐ
②できあがったシンクの泡風呂に、汚れた食器を入れていく
③スポンジで食器をこすり、汚れが落ちたらそのまま水切りかごへ置いていく(※ゆすがない)
④そのまま水切りかごの中に置いておき、乾燥させる
ゆすぐ場合もあります
ゆすがないのは節水目的と、
水質も影響しているらしいよ
ロンドンやイギリス南部の水は、マグネシウムやカルシウムを多く含む硬水のため、
水滴がついたまま乾燥させると、ミネラルが石灰化して、白い水垢になります。
ですが、石鹸水なら水垢が付かないんだそうです。
「だから、ゆすがない」
…とのこと。
指が8本しかないこと
「人間の両手・両足の指(fingers)って、全部で何本ある?」
とイギリス人に聞いてみると、面白いです。
中指(middle finger)
薬指(ring finger)
小指(little finger)
が両手にあるから、
全部で8本でしょ
つまり、「finger」が名前に含まれている指だけが finger なんですね。
足の指はどれも「toe」だし、
手の指の中で親指は「thumb」だから、finger ではない!
という考えらしいです。
ただ、”thumbも指だ” と考える場合もあります。そのときは
「両手両足の指を合わせると10本」
となります。
いろんな国の人と話すときの
私の鉄板ネタになりました♪
さて、この他にも、びっくりしたことは
山ほどあるのですが…
はい、いきなり物販コーナーです。
↑クリックするとAmazonのリンクに飛びます
単語王は、中がミシン目入りのフラッシュカード(単語カード)になっている本で、自分で切り離して使います。
全部で2202語入っていて、単語のレベルは大学受験向けです。
イギリスで毎日耳にするような、日常でよく使われる単語がバランスよく選ばれています。
私はこの単語王を、1日1ページずつ進めていったのですが、
ぴりぴりとミシン目を切り離すのが工作気分で楽しかったです。
フラッシュカードを1ページぶん8枚ずつ輪ゴムでまとめて持ち歩き、
暇なとき、たとえばバスを待つ時間などにパラパラ見てました。
単語のアプリもいろいろありますが、私にはこのアナログなやり方が合っていたようです。
1日たった8単語というのも気軽で、スキマ時間に何周かできるので、おすすめです。